【フジロック2016出演】Explotions In The Sky - 4月1日発売ニューアルバム『The Wildness』より「Disintegration Anxiety」
Bibio - 4月1日発売のニューアルバム『A Mineral Love』より「Town & Country」
前作『Silver Wilkinson』から3年ぶりのニューアルバム『A Mineral Love』が4月1日に発売します。
そのアルバムの中から先行して公開されている「Town & Country」を紹介します。
この曲以外にもニューアルバムから聞くことができる「Feeling」や「The Way You Talk (feat.Gotye)」「Petals」を聞く限り、新しいアルバムでは、前作までのBibioらしいメランコリックなギターサウンドが印象的な美しいフォークトロニカ的サウンドもありつつ、ジャジーでソウルな要素が前面に出ていたり、ポップで親しみやすい作品になっているのかなという印象を受けました。
2013年に「Somebody That I Used to Know」でグラミー賞を受賞したGotyeがフィーチャーされている曲もあることですし、とっても売れそうですね…。
春の穏やかな気候にぴったりなアルバムになっている気配です。
全曲聞くことが今から楽しみです。
Moderat - 4月1日発売のニューアルバム『Ⅲ』より「Reminder」
2016年SUMMER SONIC出演のRADIOHEAD/THOM YORKEのエレクトロニカな世界 10曲
Harmonia & Eno `76 - Almost
1976年にブライアン・イーノとハルモニアがドイツで合作した楽曲を集めたアルバム『Tracks and Traces』からお気に入りの1曲。
先日ラジオNIKKEIで放送されていた「デヴィッド・ボウイ in ベルリン:Four Years 1976-1979」という番組を聞いていました。
この番組は、デヴィッド・ボウイがベルリン3部作(『Low』『Heroes』『Lodger』)のアルバムをブライアン・イーノと合同で作った4年間に焦点をあて、その当時のデヴィッド・ボウイと関連のあるアーティストの楽曲や彼が影響を受けたであろうドイツの実験的音楽を紹介する番組とのことで、とても興味深く聞いていたのですが、その中でHarmonia & Eno `76の曲が流れた時、70年代にこんな音楽があったのだろうかと、驚き気になり、その収録アルバムの『Tracks and Traces』を購入しました。
(「デヴィッド・ボウイ in ベルリン:Four Years 1976-1979」オンエア曲リスト | ラジオNIKKEI)
このアルバムは、40年前の作品にもかかわらず、全く古さを感じさせません。
現代に通じるアンビエント、エレクトロニカ、ポスト・ロック的な要素が全部詰まっているような作品で鳥肌が立ちました。
『Ambient 1: Music for Airports』より2年前の1976年なので、アンビエントの源流とも言える音楽ではないでしょうか。
実験性と大衆性も両立されていて、素晴らしい作品だと思います。
改めてブライアン・イーノの偉大さを実感しました。
Daughter - Numbers
イギリスの3ピースバンド「Daughter」の2016年1月に発売した2ndアルバム『Not to Disappear』からの1曲。
2013年のデビューアルバム『If You Leave』よりエレクトロニクスを多用しつつ、1stアルバムからのインディーロックらしいシンプルで印象的なギターリフは健在で、メランコリックで壮大な楽曲が並ぶアルバムになった印象です。
透明感のあるヴォーカルがエレクトロニクスの効果でさらにクリアになり、冷たく美しい印象が強調されています。
吐いた息が白く煙るのが見えるようです。
2013年のフジロックで見た時の感動が忘れられませんが、2016年4月に初のジャパンツアーがあるとのこと。
楽しみです。