【春にオススメの曲シリーズ】Beirut - No No No
春に合いそうな曲を独断と偏見で選んで紹介したいと思います。
アメリカのインディー・ロック/ワールドミュージックバンド Beirut。
去年の9月に発売された最新アルバムの『No No No』からの1曲「No No No」を紹介します。
東ヨーロッパ風のエスニックサウンドとインディーロックを結びつけた曲調が印象的な彼らですが、最近はよりポップに親しみやすくなってきてますね。
この季節にピクニックをするならこの曲をBGMにしたいと思うような、軽快なリズムと風を感じるようなホーンセクションの旋律がとても気持ちいいです。
鉄拳のネタにありそうな、「こんなバンドはイヤ(No)だ」的なMVも面白いです。
【春にオススメの曲シリーズ】Lemon Jelly - '95 Aka Make Things Right
春に合いそうな曲を独断と偏見で選んで紹介したいと思います。
イギリスのIDM/ダウンテンポ/ブレイクビーツユニットのLemon Jelly。
2005年に発表されたアルバム『'64~'95』からの1曲「'95 Aka Make Things Right」を紹介します。
ゆったりとしたダウンテンポのブレイクビーツにアコースティックギターのアルペジオと女性のヴォーカルラインが爽やかで、春によく合う気がします。
2005年のアルバム発表以来、すっかり活動を聞かないLemon Jellyですが、ウィキペディアによるとメンバーの二人(フレッド・ディーキンとニック・フラングリン)はそれぞれ、フレッドはクラブ経営やグラフィックデザイナーをしていたり、ニックは庭園の設計士やスタジオプログラマーしているようで、別の本職があるみたいです。
Lemon Jellyは彼らにとって「趣味のユニット」とのことです…。
どんだけ多才なんだよって嫉妬してしまいますが、もう一度趣味に熱が入って新しい作品を聴かせてくれないかなって思います。
【春にオススメの曲シリーズ】bibio - À tout à l'heure
春に合いそうな曲を独断と偏見で選んで紹介したいと思います。
4月1日に最新アルバム『A Mineral Love』が発売されたばかりのBibio。
この最新アルバムも春らしくて素敵な曲ばかりなのですが、前作の『Silver Wilkinson』に収録の1曲「À tout à l'heure」を紹介します。
Bibio節全開のオーガニックなサウンドと、シンセのポップな旋律、重ねられたボーカルラインがマッチしてとても爽やかな印象を受けます。
また、このMVも曲の雰囲気がよく視覚化されているいい作品だと思います。
曲を構成する音色がわかるような作りになっていたり、レトロでちょっとチープな感じが、〈Ninja Tune〉の昔のMVみたいでとってもいい感じですね。
メランコリックな曲の雰囲気にぴったりなMVにも注目です。
Silver Wilkinson [帯解説・ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] 特典ポストカード付 (BRC373)
- アーティスト: BIBIO,ビビオ
- 出版社/メーカー: BEAT RECORDS / WARP RECORDS
- 発売日: 2013/05/02
- メディア: CD
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iTAL tEK - 3月発売の最新アルバム『Hollowed』より「Cobra」
ブレイクコア/ダブステップ/ジューク/フットワーク系の、エレクトロニックミュージックの尖った音楽を発信し続ける英レーベル<Planet Mu>に所属するアーティストiTAL tEKの最新アルバム『Hollowed』が3月に発売されました。
『Hollowed』からオフィシャルPVが配信されている1曲「Cobra」を紹介します。
この最新アルバムは、前作のジューク/フットワーク寄りのサウンドからスロウなエレクトロニカ/ブレイクビーツ色が強くなったように感じます。
iTAL tEK初期のダブステップ的要素と前作あたりのジューク/フットワーク的要素がバランス良くブレンドされ、ジャンルの枠に縛られない、iTAL tEKの集大成的な素晴らしい作品になっていると思います。
おすすめです。
Liima - 3月に発売したデビューアルバム『ⅱ』より「Amerika」
デンマークのポスト・ロック/エレクトロニカバンド Efterklangとフィンランド人パーカッショニスト Tatu Rönkkö が組んだバンド Liima のデビューアルバム『ⅱ』が 4ADからリリースされました。
この「Amerika」は跳ねたリズムがユニークな1曲で、4ADらしいインディー・ロック/エレクトロニカという感じです。
2014年に「The Last Concert」を開催し、解散してしまったのかと思っていたEfterklangですが、どうやら解散ではなく、それまでのバンドの形態や考えに対して別れを告げ、新しい形を模索するためのラスト コンサートだったようです。
このLiimaというバンドは恐らく、Efterklangの模索の第一歩なのでしょう。
2012年にEfterklangの発表したアルバム『Piramida』が個人的に最高の作品で今後に期待していたので、別バンドではありますが、活動を目にすることが出来るのはうれしい限りです。
2014年のEfterklang「The Last Concert」のライブ映像も併せてどうぞ。
Moderat - 「Porc #1」「Porc #2」を使った日本旅行をテーマにした映像作品「In Japan」がかっこいい
最近見つけた動画に感動したので、紹介します。
外国人映像クリエーターが3週間の日本旅行で撮影した映像をまとめた作品らしいです。
普段見慣れた日本の風景もセンスのよい人が撮るとこんなにかっこよくなるんだと感心しました。
日本の伝統的な面も、現代的な面も全て引っ括めて日本文化をよく表している作品だと思います。
BGMのModeratの曲ともとてもよくマッチして、感動的な盛り上がり見せます。
この動画を配信しているVincent Urbanさんは世界中を旅して、その間撮影した映像を作品にしているようで、今回紹介した動画同様に世界各国をテーマにした作品を配信しています。
どの作品もとても美しく、BGMのセンスも最高です。
Tim Hecker - 4月8日発売ニューアルバム『Love Streams』より「Castrati Stack」
カナダ出身のエレクトロニカ/アンビエントアーティストTim Heckerの最新アルバムが4月8日にされるとのことです。
ダークで神秘的でストイックなアンビエント/ドローンを聴かせてくれるTim Heckerですが、最新作は前作までの「ザ・エクスペリメンタル」、「ザ・アンビエント」といった感じの米レーベルKrankyからではなく、英老舗インディー・ロック/エレクトロニカレーベル4ADからのリリースとのことで、どんな作品になっているか、とても気になります。
最新アルバムから先行で配信されているこの曲は、不穏なコーラスやノイズがゴシック感を強調していて、とっても気持ち悪い(いい意味で)ですね。
異世界へトリップさせてくれること間違いなしですね。